藤村明光 改め ・ 藤村光環 『旬』 ブログ

KABUKU展 終了

KABUKU展は 無事に終了いたしました。
ご来場を有難うございました‼️

「置上」髪の毛

まっきー さ〜んへ！
「置上描き毛」の 頭は こんな風に完成しましたよ。


てっぺんから📷


右から📷

左から📷




全員集合

生徒さんの人形コレクション

土曜日の教室後、生徒さんのお宅へ人形コレクションを拝見に行きました。
集めたり集めたり！！江戸から昭和初期の市松人形や抱き人形を中心に、アンティークビスクも混ざって勢ぞろいです。
毎年お雛様の時期に並べ、ご友人方と楽しむそうです。
有名作者も多々あり、貴重なコレクションです。
因みに一般公開はしていません。




こんな小さな木彫りの御所風三つ折人形も・・。

生徒さんの人形コレクション ２

ご自分製作のクタちゃんも一緒に・・。

引き出しの中には豆市松さんや、象牙細工の小さな三つ折等など・・衣裳もその時代そのままで、デザインも楽しいです。

私が一番のお気に入り。明治の頃の抱き人形ですが、15センチ程の大きさながら、隙のない仕事ぶりの見事な出来栄えの子でした。
昔の人形職人諸先輩の、頑固で見事な仕事根性に接して、私も「頑張るぞ~っ」と心活性する一時でした。　

個展準備 ５

東京の Ｔさん １２㎝コレクション
クタちゃんやら市松さんやら。久々の対面でした。

　

１２㎝の後輩たちも　ぞくぞく誕生予定です。

私の札幌 ３１年間 no 4 ~ no 6

続きです。

◉日本人形の塗料は【胡粉】ゴフン: 牡蠣や蛤の貝殻を粉末にしたものと、【膠】ニカワ: ゼラチン質の糊を適量混ぜ合わせて作ります。 我が家では仕上がるまでに20回〜22回塗り重ね、その後磨いて艶を出し仕上げます。 着せ替え遊びをする時に、艶が有ると汚れず来からですが、この艶も、5年10年すると 落ち着いた柔らかな艶に変わってゆくのが不思議です。





「 藪入 」・・・風呂敷背負って里帰り
立ち襟のシャツに絣の着物に袴姿です。羽織の色合いが私好みです。

「歳時に贈る」をテーマに 成人式をイメージしました。裾模様はパッチワーク。

私の札幌 ３１年間 no 5

桃割れ髪

私の札幌 ３１年間 no 6 終わり

両脇は明咲作




レースを使ってワンピース

一部でしたがご覧頂きました。
終わり！！

私の札幌 ３１年間 no 1 ~ no6

昨年から始めた札幌人形教室ですが、私がこの地にお邪魔して かれこれ３１年になります。
脳梗塞で倒れた父に代わって百貨店催事に参加させて頂いたのが２８歳の時。その後恒例の個展を開かせて頂いています。

市松人形師としてまだまだ未熟者の私を応援して下さった札幌の皆さんですが、その中のＩさん宅には、私の３１年間の人形人生historyがあります。
ご自宅の３部屋が人形部屋、時々訪問すると、私の２８歳から５９歳までの人形達が迎えてくれ、恥ずかしいやら、懐かしいやら、嬉しいやらと、自分のアルバムをめくるようです

集めて頂いた人形達は、昨年で約２００体近くになりました・・・。
ほんの一部ですが私の初期の人形達をご覧下さい。

これは始めて I さん宅に嫁いだ、私、２８歳時の市松さんです。

洋服シリーズは８号達

私の札幌 ３１年間 no 2

大きな抱き人形（１８号幼市松）
この子達が発展して、現在の大きなクタちゃん人形に成りました。


「 クリスタル 」と名付けました。




この子は私の処女作 ２０号(約７６㎝）の市松人形。
だいぶ衣裳が焼けてます。